水質分析
弊社は各種分析から環境調査に至るまで30年以上の実績を積み重ねて参りました。長年の経験で得たノウハウを生かしてお客様のご要望にお答えします
項 目 | 主な業務内容 | ||
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公共用水域 | 河川、湖沼、海域等、公共の用に供される水域の水質 | ||
地下水 | 井戸水、地表や地層からの湧水、温泉水、建設工事での掘削水等 | ||
排水 | 工場(食品・機械・印刷・など製造業等)から公共下水道に排出される水質や製造過程での洗浄水、設備の洗浄水等 | ||
下水・汚水 | 排水処理設備等の設計、保守等の基礎資料のための水質 | ||
プール水、飲料水 | 遊泳プール水及び商業ビル・店舗・マンション・家庭水道水、井戸水、食品製造用水等 |
公共用水域とは河川、湖沼、海域等、公共の用に供される水域をさし、水質汚濁防止法で環境基準が定められています。
当社では、官公庁の発注により法令に定められた調査、分析を行っています。
【生活環境項目】
生活環境の保全に関する基準であり、河川、湖沼、海域の各公共用水域について、水道、水産、工業用水、農業用水、水浴などの利用目的に応じて設けられたいくつかの水域類型ごとに基準値が定められており、生活環境を保全するうえで維持することが望ましい基準として設定されております。
【健康項目】
人の健康の保護に関する基準であり、その対象は主に有害物質です。
生活環境項目は、河川、湖沼、海域の各公共用水域について利用目的に応じて幾つかの水域類型別に基準値が区分されていることに対し、健康項目は、人の健康の保護に関する基準であることから、全国一律で基準値が設定されております。
【要監視項目】
現時点では健康項目には加えられていないが、現代社会において増加した有害物質(新たな農薬類、有機溶剤等)について定期的に測定を行い、データの蓄積をし、有害性の見地から、将来的に健康項目に追加する可能性を把握するうえで、監視(測定)の対象とされている項目です。
ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析計)
金属類の微量分析装置(カドミウム・鉛等)
GC-MS(ガスクロマトグラフ質量分析計)
揮発性有機化合物・要監視項目類の微量分析装置
(トリクロロエチレン・ベンゼン・クロロホルム等)
ダブルビーム分光光度計
窒素・りん・シアン等の比色分析
シアン分析の蒸留装置
液体クロマト質量分析計
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩(LAS)分析
PFOS・PFOA分析
オートアナライザ(CFA)
シアン・フッ素分析
環境基本法によって、地下水の水質汚濁に係る環境基準が定められています。
当社では、法令に定められた調査、分析を行っています。
偏光ゼーマン式 原子吸光光度計
金属類の分析装置(カドミウム・鉛等)
HPLC(高速液体クロマトグラフ)
農薬類の微量分析装置
(チウラム・オキシン銅等)
公共用水域を放流先にしている公共下水道に対して、事業場等からの排水には、各自治体によって下水排除基準が定められています。
当社では、自治体からの発注、事業場様からの依頼で調査、分析を行っています。
低温濃縮型ガスクロマトグラフ(FPD)
排水中のS化合物(硫化水素・メチルメルカプタン等)
還元気化式水銀分析装置
水銀の微量分析装置
公益社団法人 日本下水道協会から「下水試験方法」が刊行されています。
理化学試験、生物学的試験の多岐にわたり、排水処理設備等の設計、保守等の基礎資料となることから主に事業場様よりの依頼で分析を行っています。
還元気化式原子吸光光度計
ひ素・セレンの分析装置
ガスクロマトグラフ(ECD)
PCB・アルキル水銀の微量分析装置
厚生労働省によって水道水質基準、水質管理目標設定項目、要検討項目が設定されています。
また、同省により下記に示す内容、頻度で水質検査が義務付けられております。
パージ&トラップ型ガスクロマトグラフ質量分析計
カビ臭原因物質等の分析装置
(ジオスミン・2-メイルイソボルネオール等)
イオンクロマトグラフ
各種イオンの分析装置
(硝酸態窒素・亜硝酸態窒素等)
厚生労働省によって遊泳用プールの衛生基準が定められ、その中に水質基準が設定されています。
また、同省により下記に示す内容、頻度で水質検査が義務付けられています。
- 工場・事業所排水
- 飲料水(ビル管理法)
- 河川水質調査
- 雑用水
- 地下水
- プール水
- 海水
- 浴槽水