資源・燃料調査

サンコー環境調査センターの「資源・燃料調査」

サンコー環境調査センターの、資源・燃料分析についてご紹介いたします。

温室効果ガスの削減が目標に掲げられている昨今、燃料の安全性や、環境に与える負荷が問題視されています。弊社ではJIS規格に基づいた性状試験のほか、お客様のニーズに合わせた幅広い試験分析に対応し確かなデータをご提供してまいりました。

こちらでは、弊社の資源・燃料調査/分析の内容を詳しくご紹介いたします。リサイクル燃料や固体燃料、液体燃料の分析なら、サンコー環境調査センターにお任せください。

資源・燃料分析の紹介

バイオマス・リサイクル燃料(木質バイオマス、RPF他)

バイオマス・リサイクル燃料
(木質バイオマス、RPF他)

木質ペレットなどのバイオマス燃料や、産業廃棄物を利用したRPF、ゴミ質や脱水汚泥など、再生資源となる物質の発熱量・元素分析・成分分析といった一般性状分析を行ないます。例えばゴミ質分析は、焼却施設の維持管理やゴミ処理計画などに役立てられます。また、発熱量測定は、廃棄物を燃料として使用する際はもちろん、ゴミの焼却施設を管理するうえでも重要な指標です。そのほかに、蛍光X線分析装置を用いた灰の成分分析も行っております。
弊社では様々な試験規格の分析を行っており、木質バイオマス燃料では国際品質規格のISO17225による試験にも対応しております。

固体燃料(石炭、コークス等)

工業分析

工業分析

石炭やコークスなど、固形燃料の水分・灰分・揮発分を定量することで、試料中の固定炭素を算出する工業分析法(JIS M 8812)に対応しております。角型電気炉内で試料を加熱することで、揮発分の成分分析を行ないます。また、固定炭素の揮発分に対する比率(燃料比)を求めることで、燃焼のしやすさや石炭の性状を評価します。

元素分析

元素分析

固体燃料中に含まれる炭素・水素・全硫黄、燃焼性硫黄、窒素、リンなどを分析します。石炭の炭素は可燃の主成分ですが、炭化の進んでいない低品位の炭は水素の割合が多く、燃料費比・発熱量ともに低い状態です。また、硫黄や窒素を多く含む石炭は、燃焼にともない有害な酸化物を発生しやすくなります。燃料使用による環境への負荷が大きな課題となっている昨今、これらの分析結果は、地球環境を守るために重要な指標となります。

液体燃料(燃料油、再生油等)

液体燃料(燃料油、再生油等)

燃料油や再生油、潤滑油をはじめとした液体燃料の発熱量・元素分析・動粘度・引火点・密度・残留炭素・水分・灰分・流動性点・反応性といった性状一般分析を行ないます。例えば液体燃料の動粘度や流動点は、エンジンなどを安全に稼動できるかどうかを調査するうえで大きな判断基準となります。また、引火点や重金属について分析することは、燃料を廃棄やリサイクルする際の重要な指標です。

リサイクル燃料等(RPF、バイオマス関連)

リサイクル燃料等(RPF、バイオマス関連)

産業廃棄物を利用したRPFや木質ペレットなどのバイオマスをはじめ、ゴミ質や脱水汚泥など再生資源となる物質の一般性状分析を行います。
例えば、発熱量測定は燃料として使用するにはもちろんの事、ゴミの焼却状態を管理する上でも重要な指標となります。また、蛍光X線装置を用いた、物質の成分元素や構成比率の分析も行っております。

分析の流れをご紹介

  • STEP.1 お問い合わせ

    資源・燃料分析のご依頼・お見積り・お問い合わせは、お電話またはお問い合わせフォームより承っております。まずはお気軽にご連絡ください。

  • STEP.2 お見積り

    打ち合わせ・下見が完了致しましたら、お見積りをお出しします。

  • STEP.3 調査分析

    お客様のご要望に合わせ、迅速に分析を開始いたします。お客様より試料、必要書類をご郵送いただき、到着後約2週間~1ヵ月後に分析結果の速報をお届けいたします。

  • STEP.4 速報

    お客様より必要書類をご郵送いただき、到着より2週間ほどで調査/分析の速報をお伝えいたしております。

  • STEP.5 報告書の作成

    速報から1週間以内に、正式な分析結果をまとめた報告書を提出いたします。

  • STEP.6 納品

    報告書の作成が完了致しましたら、お客様とお打合せを致します。

資源・燃料分析のことならお任せください!

資源・燃料分析のことならお任せください!

サンコー環境調査センターでは、燃料分析に特化したホームページ「燃料分析・放射能測定センター」を設けております。設立以来、全国から多くのご依頼を承ってきた弊社には、燃料の調査/分析に関する膨大なデータが蓄積されております。これらの豊富な経験と実績を活かし、精度の高い分析結果のご提供に努めてまいります。

燃料の品質は、工場や発電所生産性や安全性はもちろんのこと、環境への配慮も重要な指標です。しかし、日本国内においては、燃料の分析に対応可能な企業はまだまだ少ないのが現状です。燃料が環境に与える負荷が問題視されている昨今、弊社は燃料分析のエキスパートとしての誇りを持ち、皆様に確かなデータをお届けいたします。

液体燃料から固体燃料、リサイクル燃料に至るまで、資源・燃料分析は「サンコー環境調査センター」にお任せください。

  • 資源・燃料の品質が顧客や自社が求める品質であるか調べたい。
  • 法令による規制基準値や品質規格を満たしているかどうか確認したい
  • 自社の事業が環境に影響をおよぼす可能性について知りたい

このようなお悩みがございましたら、ぜひ弊社にご相談ください。現場の技術員が直接窓口となり、お見積りからサービスのご提案、結果報告まで一貫して対応させていただきます。

弊社へのご依頼・お見積り・ご相談は、下記のお問い合わせフォームより承っております。

サンコー環境調査センターは「水質エキスパート」です!